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最近の化学工学講習会65

物性推算とその応用

 最近の化学工学講習会65「物性推算とその応用」では,プロセス産業における基盤である「物性」に着目し,その基礎から,物性推算を活用してプロセス産業の経済的な価値を高める方法について紹介します.
 初日(1/21)は「導入編」と「基礎編」と題して,これまでの物性測定法の進歩,物性データ集積の充実,および物性推算法の進歩とそれに伴う応用範囲の拡大について解説します.2日目(1/22)には「産業応用編」として,エネルギー産業・石油化学・セメント・医薬などの各分野において,シミュレータで物性推算を行うことによって得られるプロセスの優位性や経済効果などについて紹介します.また,シミュレータのベンダ側の講師より,最新のプロセスシミュレータの物性推算システムを紹介します.
 石油・ガス・化学・医薬などの各種プロセス産業で働くプロセス系エンジニア,プロセス産業における技術系管理職,化学工学系大学院学生などの方にとって非常に役立つ内容となっております.また,講習会で使用するテキスト「物性推算とその応用(化学工学会編)」は,物性測定・推算の基礎から各種プロセスにおける応用まで網羅されており,内容充実の一冊です.奮ってお申込みいただきますようお願い申し上げます.どちらか1日のみの参加も可能です.

日  時  2016121日(木)9:3017:1022日(金)9:3017:00
会  場  東京理科大学 森戸記念館 1階第2フォーラム(〒162-0825 東京都新宿区神楽坂4-2-2
 地図:http://www.tus.ac.jp/info/access/kagcamp.html
定  員  80 名 (定員になり次第締切)
参 加 費  正会員(含協賛団体)31,000円,法人会員(含協賛団体)の社員36,000円,学生会員10,000円,
 会員外46,000円(参加費にはテキスト代,消費税が含まれます。)

 1日のみ参加の場合:正会員(含協賛団体)18,000円,法人会員(含協賛団体)の社員23,000円,
 学生会員8,000円,会員外33,000円(参加費にはテキスト代,消費税が含まれます)
プログラム  
時 間           講         演 講 師
  01月21(木) 09:30〜17:10 「導入編」「基礎編」
09:35-10:25 導入編

(株)応用物性研究所 

大場 茂夫 氏

10:25-11:15 測定法と測定精度:平衡物性 日本大学  栗原 清文 氏
11:25-12:15 数学的表現(モデル):グループ寄与法 日本大学 栃木 勝己 氏
13:20-14:10 Helmholtz型状態方程式 九州産業大学  赤坂 亮 氏
14:10-15:00 冷媒を含む作動流体の利用動向 日本大学  田中 勝之 氏
15:10-16:00 量子化学計算を利用した相平衡の推算 東京工業大学  下山 裕介 氏
16:00-16:50 シミュレータ上に搭載された物性モデル群の活用 〜物性推算法の歩き方 東洋エンジニアリング(株) 佐々木正和 氏
16:50-17:10 総括質疑
17:30-19:00 交流会
  01月22(金) 09:30〜17:00 「産業応用編」
09:30-10:20 エネルギー産業:液化天然ガス 千代田化工建設 汐崎 徹 氏
田口 智将 氏
10:20-11:10 エネルギー産業:ハイドレート 産業技術総合研究所  清野 文雄 氏
11:20-12:10  抽出蒸留検討に於けるプロセス合成手法適用事例の報告 三井化学(株)  岡本 悦郎 氏
13:10-14:00  医薬品の物性 結晶多形の熱力学的安定性評価

エーザイ(株)

南園 拓真 氏

14:00-14:50 セメント製造プロセスシミュレーションと熱力学物性 宇部興産(株)  横田 守久 氏
15:00-15:50 アスペンテック社プロセスシミュレータの物性推算システム アスペンテックジャパン  鈴木 照彦 氏
15:50-16:40 プロセスシミュレーションにおける次世代物性推算法の活用状況

シュナイダーエレクトリック 

広浜 誠也 氏

16:50-17:20 総括質疑
 
お問い合せ
お申し込み
   (公・社)化学工学会関東支部 事務局
    TEL:03-3943-3527   FAX:03-3943-3530   E-mail:info@scej-kt.org

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          例) 2日参加 単独参加(    日)


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