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バイオプロセス講演会
「「生物機能を利用したモノづくり」に貢献するプロセス強化」


 生物資源とバイオ技術を利用した素材・化学品製造技術の進展は目覚ましく、地球規模の課題と経済発展の共存を目指す「バイオエコノミー」に注目が集まっています。本講演会では、化学工学会誌『「生物機能を利用したモノづくり」に貢献するプロセス強化』特集(20224月号)に関するご講演をいただきます。
 はじめに、「バイオエコノミー」に関する国家レベルの取組み、バイオによるモノづくりの課題について概説いただいきます。その後、生物機能によるモノづくりに寄与する各種プロセスに関して最新の話題をご紹介いただきます。

日 時

2024年3月15日()  13:00〜18:10 

協 賛

公益社団法人 日本生物工学会、日本動物細胞工学会 

開催方法

Zoomによるオンライン

定 員

 オンライン100

参加費

正会員

7,000

*(含共催・協賛団体・バイオ部会)

法人会員社員

9,000

*(含共催・協賛団体)

会員外

13,000

バイオ部会
賛助会員

9,000

学生会員

2,000

*(含共催・協賛団体)

会員外学生

8,000

尚、それぞれの参加費にはテキスト代と消費税が含まれます。

お問合せ先

(公社)化学工学会関東支部 事務局
TEL03-3943-3527 FAX:03-3943-3530 E-mailinfoscej-kt.org

お申込み

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プ ロ グ ラ ム

時 間

講    演

講  師

13:00-13:15

1.はじめに 〜本講演会の開催趣旨〜

神戸大学

荻野 千秋

13:15-13:55

2.「バイオエコノミー」総論
 〜バイオにおけるものづくりの課
題とバイオエコノ
  ミーの展望〜

 バイオによるものづくりに対する社会的な取り組みや要素技術などについて俯瞰的に概説いただくと共に、今後の産業化に求められる課題や展望について紹介する。

千葉大学
      関 実氏

13:55-14:35

3.細胞育種技術 自動化による微生物育種の高度化
 NEDOスマートセルプロジェクトで進められてきた、高速微生物育種技術に関して解説する。

神戸大学

蓮沼 誠久氏

14:35-15:15

4.計算機工学を基盤とするバイオテクノロジーの高度化
 
バイオモノづくりで利用する微生物の代謝デザイン、酵素機能改変、及びプロセス運転制御などバイオテクノロジーにおける計算機工学利用とその有効性の実証について紹介する。

大阪大学 
    清水 浩氏

15:15-15:25

 休 憩

15:25-16:05

5.培養における自動化・機械化・DXの活用(微生物)
 NEDOバイオモノづくりプロジェクトで取り組んできた、バイオ生産プロセス開発の省力化・短期間化に資する自動化・機械化・DX技術の活用について紹介する。

大阪工業大学
     長森 英二氏

16:05-16:45

6.ヒト幹細胞製造に資する技術
 品質管理が困難な細胞加工製品に対する製造の自動化、スケールアップに関する技術を紹介する。

大阪大学
    紀ノ岡 正博氏

16:45-17:25 7.培養に貢献する気泡計測・制御技術
 通気による酸素や水素など、ガス基質の微生物への供給速度を支配する液相側物質移動容量係数(kLa)と気泡の関係について、その基本的な考え方と近年の新しい気泡計測・制御技術に関して紹介する
広島大学
    中島田 豊氏 
17:25-18:05 8.培養に貢献する撹拌技術
 古典的なディスクタービン型の撹拌翼に留まらず、微生物の培養に適した特殊な撹拌翼の開発の実例に関して紹介する

千葉工業大
    仁志 和彦氏

18:05-18:10 閉会の挨拶 筑波大学
    市川 創作