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第15回ホットな話題の講演会(募集締切:2026/2/12)

『-こんなところにソフトセンサー-』

主催:(公社)化学工学会関東支部
協賛:化学工学会 反応工学部会、エネルギー部会、分離プロセス部会、環境部会、
   SIS部会、触媒学会、開発型企業の会、分離技術会、電気化学会、石油学会、
   日本エネルギー学会、日本化学会、水素エネルギー協会、日本機械学会、日本燃焼学会

ソフトセンサー(仮想計測とも呼ばれる)とは、物理的なハードウェアを持たず、ソフトウェアによって実現されるセンサーのことです。直接測定が困難な値を、リアルタイムで測定可能な他のプロセス変数(温度、圧力、流量など)からコンピュータの計算やAI(機械学習)を用いて推定する技術を指します。
石油化学系のプロセスでの適用のみならず、最近では医療、医薬、エネルギーの分野で適用されている事例を目にします。本講演では、ソフトセンサーの基礎から応用までの講義及び最近のソフトセンサー実装事例の紹介を致します。多数の皆さまのご参加を心よりお待ちしております。


日  時 2026年2月19日(木)13:00~17:25(17:30~交流会)

場  所: 講演会
       東京理科大学 森戸記念館 第1フォーラム(及びオンラインによるハイブリット開催)
      交流会
       東京理科大学 8号館2階
       (住所: 東京都新宿区神楽坂4-2-2 TEL: 03-5228-8110)

開催形式: 会場・オンライン併用ハイブリッド形式

定  員: オンサイト50名 オンライン50名 

申込締切:2026年2月12日(木)   

参 加 費: 正会員11,000円、法人会員(協賛団体会員含む)13,000円、学生会員4,000円
     会員外17,000円、サロンメンバー7,000円
     ※ 尚、それぞれの参加費にはテキスト代、懇親会費、消費税が含まれます。
     ※ 会場ならびにオンライン参加は、同額です(消費税を含む)。

案内PDF :https://www.scej-kt.org/gyouji/2025/20260212hot15.pdf

〇申込フォーム:https://e-ve.event-form.jp/event/120685/20260219

問合わせ:(公社)化学工学会関東支部事務局
     〒112-0006 東京都文京区小日向4-2-8 大樹生命文京小日向ビル4階 
     E-mail: info@scej-kt.org



【 プログラム 】

(13:00 ~ 13:05) 開会の挨拶       
           関東支部 第一企画副委員長 東京電機大学 小林 大祐 氏

(13:05 ~ 13:55) 50分
 「AIと機械学習に基づく数理モデルおよびモデルの逆解析による分子・材料・プロセス設計の最前線」
           明治大学 金子弘昌 氏

データ化学工学研究室 https://datachemeng.com/ では、様々な種類のデータを用いて数理モデル化し、モデルに基づいて未知の分子・材料・プロセスを設計している。本講演では化学工学におけるAI・機械学習としてこれらの内容を紹介する。


〇事例紹介

(13:55 ~ 14:45) 50分
 「プロセス異常検知技術の医療分野への展開」
           北海道大学 藤原 幸一氏

プロセス制御分野では以前から,運転データから異常発生をリアルタイム検知するシステムが利用されてきた.現在,データに基づく異常検知はプロセス制御分野に留まらず,金融やサイバーセキュリティなどでも広く適用されている.本講演では異常検知についての基本的な考え方と,講演者が取り組んでいる医療分野への展開について紹介する。


(14:45 ~ 15:00) 休憩

(15:00 ~ 15:40) 40分
 「ソフトセンサーの利活用による製造現場改善事例の紹介」
           富士電機株式会社  田中 雅紀 氏 
           UBE株式会社    土井 佑介 氏

初めに、データ収集からモデル実装までを自動化したソフトセンサー設計ツールのご紹介をします。次にツールを利活用し、短い期間でソフトセンサーを構築・実装し大きな成果に結びつけたUBE株式会社の事例について紹介します。


(15:40 ~ 16:30) 50分
 「化学プラントにおけるソフトセンサーの活用事例」
           ADAPTEX株式会社  小比賀 理延 氏

近年、活用範囲が広がりつつあるソフトセンサーの活用について、化学プラントでの事例を中心にその設計と効果について説明する。


(16:30 ~ 17:20) 50分
 「仮想計測技術ならびに転移学習を活用した医薬品の製造プロセス開発」
           第一三共株式会社   柳沼 啓太 氏

医薬品の製造プロセスを対象に、仮想計測技術(機械学習モデル、機構的モデル、ハイブリッドモデル)による品質管理や転移学習によるスケールアップの円滑化について、第一三共(株)における事例を交えて紹介する。


(17:20 ~ 17:25) 閉会の挨拶                         

(17:30 ~       ) 交流会